夏日かと思えば冬に逆戻り、油断のならない春です。
春の新作準備の合間を縫って、ネットショップの見直し作業をしています。
アプリ版を見てショック・・・
作ることは得意でも、写真を撮り説明文を書き、という作業はどうにも
気が重くてきちんと向き合わずにいました。
最低限これだけはというラインはやっていたと思っていたのに違った!
アプリ版の確認を怠っていたツケがど〜んと来ました。
ブラウザ版では一応形にはなっていた商品説明などが、アプリ版では
かなりな文字ズレだったことを発見。
ファーストビューも悪い上に、「続きを読む〜」を押せば、ズラズラと
果てしない能書きが。
ブラウザ版よりアプリ版で閲覧する方のほうが遥かに多い状況にとっくに
なっていたのに、こんな恥ずかしい状態だったことにショックです。
こんなヒドい文を読み、ご購入くださった方に申し訳ない・・・
そして、せっかく目を留めたのに果てしなくズラズラ続く説明で
無駄に時間をとらせてしまった方にも申し訳ない・・・
目線を変える
生活必需品、機能性商品ではなく、趣味性の高い商品。
企画された大量生産品ではなく、店主一人のハンドメイド。
作り手がその品に込めた思いは伝えたい。
でも精一杯言葉を連ねても、知りたいことがわからないと
見る人の時間を奪うだけ。
ネットの向こう側の見知らぬ人に、ちょうどよい具合に魅力を伝える
のは本当に難しいことです。
自分が伝えたい魅力をいくら言葉を尽くして並べても、それは自分目線。
相手が知りたいことだったかまでは気が回っていなかったと気づきました。
私が伝えたい商品の魅力は端的に。でも、込めた思いを伝えられるよう
私らしい表現で。
相手が知りたいであろう情報は端的にわかりやすく。
当たり前のことですが、改めて見直すと全然できていなかったですね。
目線を変えて、書き直し、整え直す膨大な作業量にすくんでしまいます。
でも、商品の魅力を突き詰めて精査し直す機会でもあるので、改めて
Azalea工房らしい商品を考える指標にもなると思いがんばります。