Happy Dozen Rose

Happy Dozen Rose

真っ赤なバラのブーケ、いつか作りたいと思いながらなかなか作ることができないでいましたが、ようやく作りました。
メヒコ製の青い小さな壺にいけてダイニングに飾っています。

さて、Dozen roseとはその名の通り、一ダースのバラを使った花束で、ウェディングシーンで人気があります。1輪1輪のバラには「真実」「愛情」「尊敬」などそれぞれに意味があるそうです。生涯を共にするのに大切な12の事柄を花に託すなんてロマンティックですね。

Dozen roseへの思い

嬉しいことに少しずつウェディング用のオーダーをいただけるようになってきました。このDozen roseもAzalea工房のウェディングラインに加わります。
ペーパーフラワーの制作者ではありますが、私自身は大切なシーンにはできることなら生花が一番素敵と考えています。

その上で、ペーパーフラワーならではの利点を活かして、大切な一日をよりお二人の心に沿ったものにするお手伝いができればと思います。
ウェディングでペーパーフラワーを使うことの利点は幾つかあるのですが、やはり群を抜いているのは材料が紙であるがゆえの軽さ、丈夫さ、扱いの手軽さ、復元性の高さでしょうか。

紙だから軽い、は想像しやすいですね。なんと写真のブーケは花と葉だけなら全部合わせてもたったの87グラム!!
卵1つより少し重いだけなんです。 ウェディング用には茎部分をリボンで巻いて仕上げるので多少重くなりますが、それでも、長く持っていても重さを感じさせない軽さです。

紙だから丈夫、扱いやすい、は半信半疑の方もいらっしゃるかも。紙だから破れそう、丁寧に扱わないと折れそう……。実は以前トスブーケをオーダー頂いた方が最初に心配されたことです。
実は、ペーパーフラワーは故意に破こうとしたり折り曲げようとしない限りは
まず形が損なわれることはありません。
極端な例ですが、胸の高さで両手で持っていたブーケを何かの拍子に思わず床に落としてしまっても、ほとんどの場合は落としたことがわからない程度にしか変化はありません。
私自身、何度か実験したことがありますが、マーガレットなど細い花弁の場合に
多少歪みがみられた程度でした。
紙の持つもともとの弾力性に加え、緩やかなカールをつけた花弁それぞれが力をうまく吸収してくれるおかげだと思います。

万が一、花や葉の部分が曲がって(折れて)しまった場合でも、紙なのでそっと
伸ばす、指でカールを戻す、もとの折れ線に沿って曲げ直すなどしていただければ、あっという間に元に戻ります。 形状記憶……とはいきませんが、一度しっかりと形作ったものは、紙に癖がついているため復元しやすいのです。

そして紙ならではの色数の多さ、アレンジのしやすさは言わずもがな、ですね。
当面はこちらで選んだ10色のなかから1色をお選びいただき1つのブーケに仕立ててお届けする形での販売にする予定です。

ペーパーフラワーのDozen roseはこれらの利点を十分に活かせるブーケです。
レストランウェディングなどアットホームなお式の他、カラードレスに合わせた演出や、動きを出したいウェディングフォトなどにもおすすめです。

モニター募集します

Azalea工房では2019年4月よりのオーダー受付開始を記念して、先着3名様にモニター価格でのDozen roseを販売いたします。
近日中に応募条件など詳細をお知らせしますので、もう少々お待ちくださいませ。