春爛漫リース、完成です  〜 横須賀カルチャークラス 〜

春休み、こんなに短かったっけ?と思いながら過ごしています。

子どもがもっと幼かった頃の春休みは、もっと長くて色々なことを

一緒に楽しんでいたような記憶が……。

  

さて、春を待ちながらじっくり作りましょう、と取り組んでいた

横須賀カルチャークラスの「春爛漫リース」、ようやく完成しました。

爛漫も爛漫、かなりボリュームたっぷりにお花を配置したリースです。

サイズはこぶりな直径15センチです。

大きなリースにこれだけのお花を盛ると場合によってはうるさくなりがち

ですが、ミニリースなので華やかでありながら愛らしい存在感。

柔らかな色合いに混じって濃いピンクに小さなブルーを散らし、

一筋縄ではいかないコケティッシュな少女のようなリースとなりました。

飾る場所や飾り方(壁に直接、イーゼルに立てるなど)、飾る高さによって

お花がきれいに見えるように配置するのは何度やっても悩みます。

アザレア工房のクラスは、生徒さんに自由に配置していただいています。

サンプルはもちろん考え抜いた上で制作しているのですが、

同じものを作る必要はないのです。

想像ではきれいに見えていたのに、実際やってみると違う……。

そんな時に、「ここをこうすれば」というレスポンスがすぐにできる講師に

なりたいな、と思いながら毎回の仕上げをしています。

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毎年子どもと一緒に散歩しながら桜の蕾の膨らみ具合を眺めて、

開花すれば木のそばで花を愛でていたのですが、今年は気付いたら

満開で、さほど愛でる間もなく散り桜の時期です。

それでも僅かな時間をぬって子どもの付き添いで海に行った折に、

川沿いの見事な桜に触れることができました。

実家の近くの満開の桜並木もバスを待つ僅かな時間でしたが堪能しました。

木の芽が日毎に膨らむ様子を心に留めていた例年と違い、

今はその余裕すらなく過ごしていますが、季節は確実に前に進んでいます。

季節に引きずられていくのもまた良し。

もうすぐ新学期ですね。