ハンドメイドキット 〜 第二弾 〜

ハンドメイドキット第二弾「葉っぱのリースキット」のご紹介です。

3つの異なるリースが作れる太っ腹なハンドメイドキットです。

Azalea工房Creema店

Azalea工房Minne店

秋の葉っぱの魅力をたっぷり

本物の葉の代わりに、虫が付く心配や砕け散る心配もない型抜きした紙の葉を使ってます。

昨年から販売している「秋の森の葉ガーランド」 の葉とほぼ同じ葉を使っていますが、こちらは縁

だけをほんのり色付けする程度にしたので、印象が違って見えるかもしれませんね。

僅かな色付けですが動きをつけて貼っていくと、ちょうど落ち葉が積もっていったような立体感が

生まれます。

キットには形や色の異なる葉っぱが合計60枚!入っているので、これをお好みで大中小のリースに

振り分けて使っていきます。

同じリースを作っても、作る人によって全く違う印象のオリジナルなリースができあがります。

せっかくなのでご自宅で作るキットならではのボリュームにしようと、3つの異なるリースを作る

欲張りキットにしてみました。

リアル講座では無理な理由

葉っぱを貼っていくだけの簡単作品ならリアル講座でもできると思いがちですが、このボリューム

では無理なんです。 大きな理由は「自由に選べること」。

見本と全く同じ作品を作るキットとこのキットが大きく違う点です。

考える、選ぶ、迷う、決める、その時間の長さは人それぞれですが、パパッと済ませないと迷って

ダメなのと自己分析する生徒さん以外は、そろそろ時間ですよ〜と声掛けしないといけないくらい

集中して考える方がほとんどです。

講座内で3つ作るのは到底時間が足りず、おうちキットだからこそのボリュームです。

大中小、3つの異なるリース

大きなリース

一番作りがいがあるのが直径20cmのクラフト厚紙のベースに色とりどりの葉をたっぷり貼ったこの

リースです。

ベースは中にストッパーを付けてL版サイズの写真フレームとしても使えるようになっています。

横長写真を上からストンと入れる仕様ですが、縦長写真もリースの向きを変えれば飾れます。

そんな欲張り仕様の大きなリース、全面に葉っぱを散らしてアクセントに5枚の模様入りの葉を配置

したオーソドックスな見本です。 が、リースの下部に葉っぱを2~25枚程度貼るだけにして上には

お手持ちのリボンを貼るのも素敵です。

余った葉は中小のリースに使ってもいいですし、ご自身で他のクラフトの材料に使っていただいて

も。 クラフトするまでもなく、本の栞代わりにしたり、お気に入りにの雑貨の前に散らして

秋の光景を作るのもおすすめです。

中・小サイズのリース

大サイズと同じクラフト厚紙のベースですが、ひと手間加え趣の違うリースにしました。

中サイズはエンボスした紙にキラリとゴールドのインクをかけてかっこよくした紙を貼ります。

元はうっすらとテクスチャー感のある紙を使っていますが、ただ貼るだけではのっぺり感が消せま

せん。 こうしてひと手間加えて華やかに作り変えた紙を化粧紙に使うことで、ナチュラル感だけで

ないスタイリッシュなリースになります。

小サイズのベースにはペーパーを巻いてでこぼこした質感を出すようにしました。

技法などと大げさなものではないですが、つるりのっぺりとしたクラフト厚紙がこんなに簡単なこ

とでガラリと表情を変えるのもペーパークラフトの魅力です。

中小サイズのリースは大リースで使わなかった葉や、取り除けておいた小さめの葉をお好きなよう

に貼って仕上げます。 葉っぱだけではちょっとつまらないので、カボチャ、ドングリとキノコと

秋の実り3種をつけました。

カボチャは線画ではなく、2色の紙を貼って作った繊細な完成品を。

ドングリとキノコはご自身でカット済みの小さなパーツを貼り合わせて作ります。

 

選ぶ、貼る

Azalea工房が当初から言い続けていることが2つあり、その1つが「心を整える手仕事」です。

整うって昔からある言葉ですが、最近はサウナ用語でも「整いました」がポピュラーになっている

ようで、流行り言葉に乗っかったのかと思われるのがシャクなのですが・・・。

手仕事、手作り、ハンドメイド、クラフト。 言い方はなんでもいいですが、手を動かして何か作

る時は目の前の作業に集中しますよね。 例えテレビをチラ見しながら、家族と会話をしながらで

あっても、作業にグーッと集中しないといけない部分があります。

集中する=心のざわつきを鎮めるとすると、手仕事はぴったりです。

といっても難しすぎるとイライラしたり、見本通りに作るだけでは物足りなかったりと丁度いい塩

梅が大事です。

あれやこれやと雑念や悩みが湧き上がってざわついていた気持ちがいつの間にか落ち着き整うよう

に、難易度を低くして集中が必要な作品にしたのがこのキットです。

見本と同じものを作る市販のキットと一番違う点は選ぶ時間の長さです。

A4で3枚の詳細な作り方説明書があり、貼るときの目安などを説明しています。 とはいえ実際には

様々な形と色の葉はどのように使っても構いません。

見本と同じ葉を選んだとしてもあなたらしさは出せます。 葉の並び順や傾け方、どの葉を上にす

るか・・・。

赤やオレンジを上にしてぱっきりと明るい印象に?

薄灰や黄色を上にして煙ったような穏やかなリースに?

沢山の葉を前にしてあれこれ並べては並べ替えを繰り返すうちにあっという間に時間が過ぎていき

ます。 選んで決めて、選んで決めて。 決めたものの迷って変えて、を繰り返す時間は「ながら時

間」でやり過ごす単純作業とは違い、対象に100%向き合う時間です。

対象は葉ですが、考えて選ぶことで自身の気持ちにグーッと集中しています。

何度でも好きなだけやり直しができる時間を経て、実際に貼る作業は単純そのもの。

裏に糊を付け、ぺたぺたと子どもの工作のように貼っていくだけです。

作って楽しい、飾ってニッコリ

Azalea工房を始めた当初から言い続けているもう一つが、「作って楽しい、飾ってニッコリ」。

リアル講座でたくさんの人が作る姿を見てきましたが、手作りなんて子どもの時以来何十年ぶりと

いう方や、不器用でちゃんと作れるか心配と曇り顔の方もいらっしゃいます。

それでも1輪、2輪と花を仕上げていくごとに(Azalea工房はペーパーフラワー作りがメインで

す)、皆さん笑顔が増えていきます。  完成させた時にはご自身の作品を前に、

「うわぁ、これ私が作ったの?!」と歓声があがります。

何人か一緒のクラスだとお互いの作品を見比べて違いを見たり褒め合ったりと、どの方も本当に嬉

しそうでいきいきとした表情なんです。

ここまでがAzalea工房が提供できる「作って楽しい」時間です。

さらにお家に持ち帰って飾ってからは別の嬉しさが待っていますよ。

持ち帰った作品を飾ってお部屋が少し華やかになった時。

ふと作品に目をやって、こんなの作れたんだなぁと思い返す時。

ご家族やお友達が目にして「これホントに作ったの?」とびっくりする時。

「飾ってニッコリ」はずっと続きます。