幼い頃の七夕は近所の笹竹を手頃に切ってきたものを持ち帰り、
折り紙で作った七夕飾りや願い事を書いた画用紙の短冊を吊るして
居間に飾るのが恒例でした。
昨年、関わっている子ども会のクラフト時間向けに七夕短冊作りを
したのですが、これがとても楽しくて。
そういえば大人向けの七夕クラフトはやったことなかったと思い、
今年は趣を変えて笹の葉スワッグを作ってみました。
五色の短冊の代わりに小さな丸花を散らしています。
リース仕立てにするよりも、笹の葉は簡単に束ねるだけのほうが
しっくりきたので、スワッグにしました。
葉の枚数が多く飽きてしまいそうなので、手数少なく作れるような
工夫がしてあります。
笹舟を作る時にうっかりして葉のフチで手を切ったことが何度かあるの
ですが、紙の葉を作っている時にふとそのことが蘇り、やけに慎重に
作った作品です。
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幼い頃、我が家の周りは敷地をフェンスやブロックで囲い込んだ家は
それほど多くなく、外構は思い思いの生け垣が多い地域でした。
隣家との境で生け垣の幅が邪魔になる部分があり、そこは竹で簡単な
垣根を設置していました。ある時それを作り変えることになり、父と
一緒に近所の竹林に長く太い竹を何本か頂きに行ったのです。
切ってもらった竹の根本を50ccのカブの荷台にくくりつけ、先端をひ
きずらないよう私の自転車の前カゴにくくりつける荒業で二台をつなげ、
ヨロヨロと走って持ち帰った思い出があります。